健康維持には腸内環境が大事
腸内環境を構成する菌は個人差が大きく疾患の原因ともなります。 腸内で腐敗した老廃物からは様々な細菌や毒素また発がん性の物質等のいわゆる有害物質が発生すると、腸内だけにとどまらず人の他の臓器にダメージを与える原因となっていることが昨今明らかになっています。 腸内環境が崩れると、わかりやすい所では下痢や便秘といった不調となって現れ、それ以上に気づかぬところでは、生活習慣病やアレルギー疾患、うつ病など様々な全身疾患との関連が報告されています。 一生を通じて健康維持の秘訣はこの腸内環境を整えることであると注目されています。血液を作る腸
万病一原則という言葉はご存知でしょうか？ 不調や病気などは、血液の汚れからと言われ、この血液から「老廃物」を取ると症状が改善したり病気が治ると言われています。 そして、注目すべきは、一説では腸で血液が作られていると言われています。 つまり血液を作る腸を整えることで、そこからはじまるサイクルがうまくいき始めるのです。
重要な役割を持つ腸内細菌
私たちの腸内には、約100兆個もの腸内細菌(微生物)が生息していてこの腸内細菌のことを、最近では「腸内細菌叢マイクロバイオーム」と呼ばれ、成人1人の腸内の中に約2キロあると言われています。 善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌の3種類から構成されており、この腸内細菌のバランスをとることで環境を保っています。 当然のことながら善玉菌が優位な状態がいわゆる好ましい腸内といえます。 腸内細菌は最も数が多いのは日和見菌と言われていて次に善玉菌。悪玉菌は少ないですが、皆無が良い訳ではなく、量ではなくて全体のバランスが重要と言われています。